愛岐トンネル群ウォーキング

もう10日も前のことですが、バスツアーで、愛岐トンネルを歩く
ツアーに行って来ました。  11月28日’水)
文字通り、愛知県と岐阜県の県境にあるトンネルです。
気象予報では、前日まで「雨」と言われていましたが、なんと当日朝は
抜けるような青空になっていました。

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愛岐トンネル群とは・・・

その歴史は、
1900年(明治33年)、国鉄中央(西)線は
名古屋~岐阜県の多治見間が開通しました。
昭和の戦後の「高度成長期」まで経済発展の大動脈として貢献しましたが、
戦後、複線電化と長大トンネルによる新線が建設されて、高蔵寺~多治見間
8kmの軌道敷と13基のトンネル群は1966年(昭和41年)に廃線となりました。

いつしか廃線路は茂った藪の中に埋もれ、人々の記憶から忘れ去られてしまいました。

2005年(平成17年)
JR勝川駅の高架改修工事が行われ、その時、地元の古老のかすかな記憶を
頼りに、古いトンネルの探索が始まりました。

半年を経て、40年間、藪の中に眠っていたトンネルを見つけ、それを機会に
市民グループが発掘と調査を開始。

2009年NPO法人として活動が本格化。
トンネル群の価値が認められ、経産省「近代産業遺産」認定されました。
・・・・パンフレットより一部抜粋・・・・・

現在は、国/登録文化財、日本3大配線トンネル群となり、春と秋だけ
10日間ずつ公開されています。

私は、昨年からTVのニュースなどで知り、気にしていましたが、
今回、JA年金友の会主催でバスツアーがあることを知り、
申し込みました。

「庄内川渓谷に沿って開通当時のまま残された愛岐トンネル群の
赤煉瓦トンネルと紅葉のおりなす”配線路の自然・渓谷の秋”の探訪です。

私たちは、地元から観光バスで近くまで行きましたが、最寄り駅は
中央線定光寺駅、崖っぷちの秘境駅として知られている駅だそうです。

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写真のように、上は崖、下は庄内川。夜は怖くて乗降するにも
勇気が要りそうな駅でした。

私たちの乗ったバスは、川の対岸に停まり、城嶺橋という橋を渡りました。
この橋は、名前の通り、近くの山頂から名古屋城が見えることから名付けられたとのこと。

定光寺駅の下から庄内川に沿って江戸時代の開削された玉野用水と
今も姿を変えて残る玉野古道に出合う。
用水に沿って上流へ300m歩く。

赤レンガのトンネル入り口

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3号トンネル SL実物大の大幕が風に翻っていました。
76mあります。

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配線の落とし物
配線の整備中に発見した犬釘など部品や工具など
様々な残存物を点じています。

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竹林と東屋、もみじ

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竹林広場  笛を吹き、秋のムードを高めている人たち

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4号トンネル(玉野第四)  75m

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坑門にトンネル番号4が鮮明に残る。トンネル強度を高めるアーチの
迫石は赤レンガ5重巻、クラウンには、要石が入り、国内のトンネルが
標準化・体系化されていることを示す。

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トンネル出口・・・もみじが出迎えてくれました。

三四五(みよい)の大もみじともみじ広場
200本を超える廃線のモミジの中で、群を抜いた巨木のシンボルツリー。
巨木の相なす雄大な渓谷も見もの。
眼下には、庄内川の豊かな流れ

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手作り水車

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釘を1本も使わず会員が手作りしたオール木製の水車が回っていました。
ここまで、どうやって運んだのかしら?と不思議、心配しました。

紅葉の下を歩く
トンネルのないところは、平坦な道になっていて歩きやすいですが、
トンネル内はバラスト(砕石)が敷かれているので歩きにくい。
しかも真っ暗です。

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コンサート広場  
「木の音を聞いてみよう」  これも木琴の一種?

マルシェ広場  休憩所になっています。
お土産やお昼のご飯(炊き込みご飯などのパック)、飲み物が販売されていました。
湧き水で飲み物を冷やしていました。

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頭上には、看板

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5号トンネル99m  出口

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6号トンネル  333m
「く」の字に曲がっているため、中は真っ暗。壁や天井にはススが
残り、蒸気機関車が走っていた証拠が見えます。

そのトンネルを抜けると、そこは・・・県境広場
赤い橋の向こう側は岐阜県で、県境。
愛知県側の終点。ここでUターンです。

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再び6号トンネルを引き返し、途中から下へ下りて、玉野古道を
歩きました。登り下りが多くなりますが、バラストはないので、歩きやすい?
下を見ると真下に川の流れがあります。
足を踏み外したら・・と思うと、緊張し、足の運びが真剣になります。

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もみじ山です。

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マルシェ広場まで戻って、休憩。
草餅を買って食べました。お茶が美味しかった~。

その後は、初めに来た道を通って、戻りました。
片道1、7km
往復で約4時間の散策コースだそうです。

私は、家の近くの人と一緒に3人で歩きましたが、休憩が短かったのか、
バスに戻ったら、1番乗りだったのでびっくりでした。

この後は、バスに乗ってお昼の食事場所へ移動です。

続きはまた後日にしたいと思います。
お疲れ様でした。




この記事へのコメント

2018年12月08日 21:51
わぁ~、面白そう。こんなツァーは、楽しいですね~!
自分の地元で開催されたら、絶対行きまよ。
でもこちらには、そんな場所がなさそうですが。
紅葉もきれいだし、貴重な体験をされましたね。
でも大勢でなければ、怖くて行けないところですね~。
2018年12月08日 23:15
今では秘境となってしまった廃線跡とトンネルを歩いてみるツアーなのですね。トンネルの中は暗かったでしょうが、外に出てきて見上げる紅葉は格別でしたでしょう。
2018年12月09日 07:04
国境の短いトンネルをくぐると紅葉だった・・・
まさに小説の通りの歩くツアーでしたね。
まだまだ元気なリリーさんですね、一番乗り!
りりい
2018年12月09日 10:37
カンツォーネさん、コメントをありがとうございます。
JAの担当者も日帰りのウォーキング年に2回計画しているので、行き先に苦慮されているようでした。
今回は、いつもと趣が違い、大成功だったことでしょう。
平日でしたが、歩く人の多いのに驚きました。
さすが普段は行けないところなので、楽しかったです。
りりい
2018年12月09日 10:39
長さん、コメントをありがとうございました。
トンネル内は、本当に真っ暗闇。一人では絶対に行けなですね。
懐中電灯を用意していたのに当日忘れてしまい、大失敗でしたが、偶然にも近所の人がいたので、助かりました。
トンネルから出てモミジが出迎えてくれるのは格別でした。
りりい
2018年12月09日 10:43
信徳さん、コメントをありがとうございました。
私もまさに「トンネルを抜けると・・・」の一説を思い出しながら歩きました。
ずっと前に、新潟への研修旅行の帰りに、新潟から東京へ向かうとき、2月でしたので、豪雪地帯からトンネルを抜けると抜けるような冬の青空の群馬へ出てきました。「雪国」の反対コースです。
1番乗りはびっくり。
一緒に歩いた方も、私よりは少し高齢の方たちでしたから。
2018年12月09日 15:36
こんにちは!
愛岐トンネル群ですか。庄内川の流れとトンネルを抜けたところに広がる紅葉を愛でながらの往復約4時間のウォーキング、良いですね。
中央線の定光寺駅はむか~し、行ったことがありますが、こんな崖っぷちの秘境駅だったとは全然覚えていません(苦笑)
りりい
2018年12月10日 13:36
ekoさん、コメントありがとうございます。
私は20代の頃、定光寺公園でオリエンテーリングに参加したことが1回だけあります。
でも、駅がこんな崖っぷちにあるとは、思いも寄りませんでした。
自分はどうやって定光寺へ行ったのか、記憶もありません。